仕事をしていて辛かったことについて

介護の仕事をして辛いと思ったことは本当に多いです。

 

まずは体への負担です。

 

仕事上どうしても腰に負担をかける格好や、重いものを持ったりするため、腰が痛くなることはよくあります。また、夜勤、早出といった、普段慣れていない時間帯での出勤もある為、最初のころは勤務時間に慣れるために苦労したことを覚えています。

 

特に女性の場合、力仕事が苦手な方は苦労することが多いです。

 

また介護の現場では利用者だけではなく、利用者の家族と関わらなくてはならない時も多いです。
その中でも、私が心に残っている例を挙げます。

 

認知症で、自分で気持ちを表現することができない利用者の家族が利用者の気持ちを代弁することがあります。
私たちが考えた利用者の気持ちと、家族が考える利用者の気持ちが正反対の時がありました。

 

そのとき、最終的には家族の判断を優先したのですが、結果的に利用者の体調は悪化し、その方は亡くなりました。
その時は、本当に辛かったです。

 

自分たちの判断を通しておけば助かったであろうはずの命が救えなかった時の悔しさは本当に心に残ります。
それでも、1番辛いのは利用者が亡くなることです。

 

自分と付き合いが長ければ長い利用者ほど、亡くなった時の喪失感は言い表すことができません。
また、亡くなった後の部屋の片づけは本当に涙が出てきます。
置物一つ一つに利用者との思い出が詰まっており、自然と思い出を振り返って涙が出てきます。

 

その現場に立ち会う度に、私は利用者への感謝の気持ちとを忘れないようにしています。
介護の現場は良いと思えることもたくさんありますが、それ以上に辛いことも多い現場です。
肉体的にも精神的にも負担がかかる仕事であることは確かです。