介護のやりがい

介護の仕事をしていてよかったと思うことは本当に多くあります。
1つ例を挙げます。認知症で普段まったくコミュニケーションが取れず、暴言を吐いたり、暴力を振るってくる利用者がいます。

 

その利用者を夜、ベットに連れて行って横になったとき、「ありがと。」と言ってもらえたことがあります。それまでコミュニケーションが全く取れない利用者でも「ありがと。」と言えるんだと、驚くと同時に本当にうれしく思いました。

 

これは本当に1例ですが、ほかにもこのような体験はたくさんあります。
また、介護というのは人生の最期の時期を一緒に過ごすという本当に貴重な経験をすることができる仕事でもあります。

 

その時間の中で、利用者がこれまで生きてきた人生を一緒に振り返ったり、うれしかったこと、悲しかったことを共有することで、これから自分が生きていくうえで、人生を豊かにするヒントを得ることもあります。

 

また、自分が落ち込んだ時や、悩んでいるときも利用者によって励まされ、元気をもらうこともあります。
また、利用者が亡くなった時、利用者の家族や親せきの方に、「あなたがたのおかげで、母は幸せな時間をここで過ごすことができたと思います。

 

本当にありがとうございました。」という言葉をかけていただいたことがあります。そのとき他人の人生に関わることで、その人が幸せな最期を迎えることができるという素晴らしい経験が介護の世界にはあるんだということを知りました。

 

介護の世界はつらい、しんどい、といった−なイメージが強いですが、それ以上に人生の先輩でもある利用者と関わることで得ることができるものもたくさんあります。

 

介護の仕事は本当にやりがいを感じることができる素晴らしい現場です。