学生の実務者研修

定められた単位を取得すればよい

介護福祉士の国家試験の受験資格には、実務者研修の修了が必須となりました。

では、高校や専門学校など介護福祉士養成施設の卒業者または卒業予定者の場合はどうなるのでしょうか?介護福祉士を取得するための講義や実習を経て国家試験に挑んでいたにも関わらず、それに加えて4〜500時間にも及ぶ実務者研修を受講しなければいけないのでしょうか?いえ、そんなことはありません。

介護福祉士養成施設などの学生または卒業生は、国で定められた講義や実習の単位をきちんと取得しているので、実務者研修のカリキュラムと同等だと判断されます。

しかし、実務者研修のカリキュラムには、医療的ケアがあります。

これは、従来医師や看護師しか行えなかった痰吸引や経管栄養などを介護士が行えるようになったため、その知識と技術を身に付けるためのものです。

そのため、学校側は新たに医療的ケアの講義をカリキュラムに追加しなければなりません。

もちろん学生は追加された医療的ケアの講義を必ず受けなければいけません。

実務者研修は通常なら4〜500時間にも及ぶ研修を受けなければいけませんが、持っている資格などによってカリキュラム内容が変わり免除されるものもあります。

そのため過去に資格を取得していたり介護福祉士養成施設卒業者など、医療的ケアの知識が無くケア出来ないといった場合にも対応したカリキュラム編成となっており、時間も短縮されることから働きながらでも負担なく実務者研修が受けられるようになっています。

高齢化に伴い、自宅で療養する高齢者が増えています。

病気や障害で医療的ケアが必要な利用者がたくさんいます。

そういった方々にも対応していかなければいけない時代になりました。

新たに改正された法律で、医療的ケアが出来るようになったのは介護者の強みになったといえるでしょう。