児童福祉士

児童相談所の相談員、児童福祉士

児童福祉司は児童福祉法第11条の規定に基づいて全国約200か所ある自治体の児童相談所員です。各地の児童相談所で18歳未満の子供に関するあらゆる相談に乗り、問題解決のためのサポートを行います。相談によっては同じ児童相談所で相談業務を行っている精神科医や小児科医、心理判定員などと協力をしながら解決を図ることがあります。

 

保護者側の相談の代表例は経済的な事情で子供を育てられないとか、病気や離婚などで子供を育てられない、どうしても子供に虐待をしてしまうなどです。子供側の相談の代表例は不登校をどうやって解消すればいいのかとか、傷害や窃盗などの犯罪行為をどうやって止めればいいのかなどさまざまあります。

 

児童福祉司は任用資格ですので、任用される要件を満たしていなければその職に就くことはできません。任用されるための条件は5つあり、この中の一つを満たせばいいです。1つ目は医師や社会福祉士、精神保健福祉士の資格を持つ人です。2つ目は指定された児童福祉司もしくは児童福祉施設職員養成学校を卒業した人です。3つ目は大学で心理学や教育学、社会学が学べる学部学科を卒業し、指定施設での実務経験が1年以上ある人です。4つ目は社会福祉主事として2年以上児童福祉事業に従事した人です。5つ目は保健師や助産師、看護師、教員などの資格を持ち、指定の実務経験年数(1年から2年)を経た後、厚生灯篭大臣指定の講習会を受講した人です。

 

児童福祉司は公務員ですので公務員試験に合格する必要があります。その上で任用されるための資格を満たした人が児童福祉司として任用されるわけです。実際に児童福祉司に任用されなければ効力を発揮することができない点に注意します。